チワワの性格は甘えん坊だけど負けず嫌い!わがままにならないしつけ方は?

ウルウルな瞳とピンとした立ち耳が特徴のチワワ。

甘えん坊で可愛いですが、実は負けず嫌いな性格でもあります。こちらでは、チワワの特徴や性格をご紹介します。

わがままな性格にならないしつけ方や飼育のポイントもチェックしていきましょう。

目次

チワワの性格や特徴を解説!

超小型犬と呼ばれる体の小さなチワワ。ウルウルとした瞳、アップルドームと呼ばれる丸い頭、ピンとした立ち耳が特徴の人気犬種です。外見が可愛く、テレビCMに出演したこともあるので、世間の認知度も高いかもしれません。

飼い方やしつけのコツもチェック

チワワは昔から愛玩犬として親しまれ、人気のある犬種です。しかし、見た目の可愛さとは裏腹に負けず嫌いでわがままな性格でもあります。こちらでは、チワワの特徴や性格、かかりやすい病気についてご紹介します。チワワの性格に合わせた飼い方やしつけ方法についてもチェックしていきましょう。

チワワの基本情報と特徴

まずは、チワワの基本情報と特徴をチェックしましょう。体重や被毛のカラーなどを知っておくと、チワワがどんな犬種なのかをイメージしやすいです。チワワの平均価格やかかりやすい病気についてもご紹介します。

メキシコ原産の犬種

チワワはメキシコ原産の犬種とされています。しかし、中国地方やヨーロッパに起源をもっているのではないかとも言われているので、チワワのルーツに関してはハッキリとしない部分もあります。チワワの歴史は長く、5世紀のマヤ文明の遺跡にはチワワと似た犬が描かれています。

チワワの祖先はメキシコで番犬や湯たんぽのような役割を担っていたと考えられています。メキシコの山間部では昼夜の気温差が激しいため、犬を抱っこすることで暖をとっていたのかもしれません。湯たんぽのような役割を担うために、抱っこしやすいサイズに改良されたとの説もあります。

その後、チワワの祖先はアメリカに渡り、ミニチュアピンシャーなどの純血種と交配され、現在のチワワのルックスに落ち着きました。現在は愛玩犬としての認識が強いチワワですが、ルーツを辿ると山間部でワイルドな生活を送っていたことが分かります。チワワに気の強い面があるのは、こういったルーツが関係しているのかもしれません。

体重は平均500~3kg程度

チワワは世界最小の犬種とも言われ、誕生時の体重は100g前後です。成犬時の平均体重は500~3kg、体高も13㎝程とかなり小さな体をしています。成犬時の理想体重は1~2㎏ですが、3㎏を超える体の大きなチワワもいます。このようにチワワの体の大きさは個体差があるので、平均体重はあくまでも目安として考えるようにしましょう。

毛色のカラーが豊富

チワワの被毛は短くて光沢のあるスムースコート、顔周りやしっぽの飾り毛が華やかなロングコートの2種類に分けられます。抜け毛が多い犬種なので、こまめなブラッシングでお手入れをすることが大切です。

また、チワワは毛色のバリエーションが豊富です。レッド、ホワイト、クリームなどの単色だけでなく、ブラックタン、フォーンホワイト、チョコレートタン、ブルータンなど2種類以上の毛色が混ざったチワワもいます。

価格は平均19万円前後

チワワの価格は平均19万円前後です。入手方法はペットショップやブリーダーからの購入になります。チワワは人気犬種なので、比較的手に入りやすいです。他には、保護犬の里親になるという方法もあります。ただし、保護犬の場合は既に成犬だったり、人に警戒心を持っていたりすることもあります。懐くまでは少し根気がいるかもしれません。

水頭症や心臓の病気に要注意

チワワの平均寿命は14歳と長く、長寿の子は20歳近くまで生きることもあります。チワワに長く元気に過ごしてもらうためには、病気に注意しましょう。チワワがかかりやすい病気は水頭症や僧帽弁閉鎖不全症です。

水頭症は脳脊髄液が増えることで脳が圧迫される病気です。目が外斜視気味になったり、頭部が膨らんだりすることがあります。異常行動を引き起こすこともあるので注意が必要です。心臓病である僧帽弁閉鎖不全症では、僧帽弁の変形によって血液の逆流を引き起こします。

疲れやすい、ぐったりとして眠る回数が増えるなどの症状が出る病気です。病気を早く発見するためには、定期的な健康診断が大切。早期発見・早期治療を意識して、愛犬を病気から守ってください。

甘えん坊で負けず嫌い!チワワの性格

犬がお腹を見せる理由とは

チワワの性格は個体差がありますが、オスはやんちゃな性格、メスは比較的おとなしい性格なことが多いです。ちなみに、スムースコート、ロングコートなど毛質による性格の差はあまり見られないようです。こちらでは、チワワの性格についてご紹介します。

性格①飼い主に忠実

チワワは飼い主に忠実な性格をしています。ただし、一人に執着する傾向があるので、家族全員に愛情を振りまいたり、献身的な態度をとったりするわけではありません。家族の中でもお気に入りの飼い主に対して、忠実な性格を発揮する傾向にあります。

性格②臆病で甘えん坊

チワワは警戒心が強く、臆病な性格でもあるため、物音に反応して驚いたり吠えたりします。可愛い外見や臆病な性格から、飼い主は「守ってあげなきゃ」という気持ちになるかもしれません。チワワのことを守ったり、愛情を持って接したりすることは大切ですが、甘やかさないように注意しましょう。

チワワは甘え上手な性格でもあるので、つい飼い主は甘やかしてしまいがちです。飼い主がチワワの言いなりになると、わがままな性格にになってしまうことも。ツンデレな一面があるので、過度のコミュニケーションを求めない飼い主におすすめの犬種です。

性格③勇敢で負けず嫌い

チワワは警戒心の強さから吠えることが多いです。自分よりも体の大きな犬や人に対しても物怖じせずに吠えることがあります。見た目の可愛さとは反対に、勇敢な一面も持っているのです。飼い主に忠実な性格なので、危険から飼い主を守ろうとしているのかもしれません。ただし、無駄吠えや吠え癖がつきやすい犬種でもあるので、子犬のうちからしつけることが大切です。

チワワのしつけ方と飼育ポイント

チワワの性格が分かったところで、次はチワワのしつけ方と飼育ポイントをご紹介します。チワワは見た目が可愛く、甘えん坊な性格なので、飼い主はつい甘やかしてしまいます。しかし、子犬のうちからきちんとしつけないとわがままな犬になりやすいので注意しましょう。

しつけは「社会化」を重視する

室内犬だからといってあまり散歩に連れていかないと、社会性が身に付かずに神経質な性格の犬になってしまいます。チワワは小さく警戒心の強い犬なので、子犬の時期から社会に慣れさせることが大切です。適度に散歩に連れ出し、家族以外の人や犬と触れ合わせるようにしましょう。わがままな性格の犬に育てないためにも、子犬の時期からしつけるのがベストです。

散歩は1日1回15分程度

チワワの1日の運動量は家の中で過ごすだけでも足ります。しかし、社会性を身に付けたり、気分転換させたりするためにも散歩に連れていきましょう。チワワの散歩は1日1回15分程度が目安です。散歩好きなチワワもいるので、面倒がらずに散歩に連れ出してあげてください。

室内の温度管理を徹底する

チワワは室内飼いが基本です。寒さに弱い犬種なので、部屋の温度管理に注意しましょう。お留守番をさせるときも、エアコンをつけっぱなしにして室温を調整してあげてください。冬はフリース素材のベッドや毛布を部屋に置いてあげるのもおすすめです。

犬を迎える前に考えるべきこと

犬との暮らしは飼い主に癒しを与えてくれます。しかし「可愛い」「癒される」という飼い主の気持ちだけで犬を飼ってしまうと、犬を迎え入れたときに大変な思いをします。こちらでは、犬を迎える前に考えるべきことをご紹介します。

犬にかかる費用を捻出できるか

犬を飼うときは犬自身の価格にばかり目がいきがちですが、犬を育てるコストについてもきちんと考えましょう。犬の飼育にかかる費用は年間で10~36万円です。フードや予防接種、病院代、日用品などを合わせると結構な金額になります。この費用を捻出できるのかをきちんと考えてから、犬の購入を検討してください。

犬の世話の時間を確保できるか

犬のお世話の時間を確保できるのかも考えましょう。食事や掃除、散歩、病院など犬のお世話に使う時間は意外と多いもの。家族で犬を飼う場合はお世話の分担をし、それぞれが責任を持って犬を飼うようにします。犬を迎え入れて「やっぱりお世話できない」ということにならないためにも、事前に犬との暮らしをシミュレーションするのがおすすめです。

小さくて可愛いチワワと暮らそう

チワワの性格や飼い方をご紹介しました。小さくて可愛いチワワは、性格も魅力たっぷりです。甘やかすとわがままになりやすいので、子犬の時期からきちんとしつけをするようにしてください。飼い方やしつけに注意すれば、飼い主に献身的な忠犬に育つはずです。

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