猫島として知られる福岡の相島(あいのしま)への行き方や楽しみ方についてまとめました。宿泊施設がない猫島・相島は、福岡にあるフェリー乗り場から日帰りで行くのがおすすめです。カフェでまったり過ごしたり、猫と戯れたり、福岡の猫島で楽しい時間を過ごしましょう。
福岡の猫島「相島」の魅力を紹介!
「可愛い猫たちに癒されたい!」と思ったら、「猫島」に行ってみませんか?猫島とは、島にたくさんの猫がいる事で有名な離島の事を指します。近年の猫ブームにより、猫島は高い注目を集めてきました。そんな猫島の中でも人気なのが、福岡の相島です。本記事は、福岡の猫島として知られている相島への行き方や楽しみ方についてご紹介します。
相島の猫は人懐っこくて可愛い
日本全国には多種多様な猫島がありますが、福岡の相島は特に人懐っこい猫が多い島と言われています。猫島として有名になってから多くの猫好きが集まるようになったので、野良猫も人に慣れており、フレンドリーに受け入れてくれるのが嬉しいポイント。多種多様な猫が相島にはいるので、島民に会うよりも猫に会う機会の方が多いかもしれません。
猫が漁港で日向ぼっこをしている姿や、猫同士で遊んでいる姿など、福岡の猫島では様々な様子を見る事ができます。猫好きならずとも、平和な猫達の姿に癒されるのではないでしょうか。福岡の猫島・相島にはこうした魅力が詰まっています。
宿泊施設はないので日帰りで楽しむ
「せっかく福岡の猫島に行くのであれば、宿泊をしたい」と思うかもしれませんが、相島に宿泊施設はありません。そのため、相島へは日帰りで行くようにしましょう。宿泊施設がない事を知らずに帰りのフェリーを逃すと大変なので、気をつけてください。福岡の宿泊施設を事前に予約してから、相島へ行くようにしましょう。
猫への餌やりは禁止
福岡の猫島にはたくさんの魅力が詰まっています。可愛らしい猫達に会うと、ついつい餌をあげたくなるかもしれません。しかし、福岡の猫島では餌やりは禁止されています。野良で暮らしている猫達に餌をあげる事で異常繁殖に繋がってしまう可能性があるからです。猫達は、あくまでも自然の中で暮らしている事を忘れないようにしましょう。猫島に餌は持って行かないでください。
福岡の猫島「相島」の行き方
まずは、福岡にある猫島・相島への行き方についてチェックしていきましょう。行き方について事前に把握しておけば、福岡観光についでに猫島へ行きやすくなります。猫島は離島なので、フェリーを使った行き方が基本です。難しい行き方ではないので、初めて福岡を訪れる方も気軽に猫島へ.行けるのではないでしょうか。一般的な猫島の行き方についてご紹介します。
JR福工大前駅or西鉄新宮駅で降りる
猫島へ行きたい場合は、福岡のJR福工大前駅か西鉄新宮駅で降りましょう。どちらも福岡の中心地・博多駅から電車を使って15分くらいでアクセスする事ができます。博多駅から近いという事もあるので、福岡で宿泊する場合は、博多の宿泊施設を利用するのもおすすめ。初日は博多で楽しみ、次の日に猫島へ行くのもおすすめの福岡観光プランです。
バスでフェリー乗り場に向かう
JR福工大前駅か西鉄新宮駅を降りたら、バスでフェリー乗り場へ向かいます。徒歩でフェリー乗り場へ行くのは大変なので、気をつけましょう。バス停にはバスの時刻だけでなく、フェリーの時刻も記載されています。どちらの駅も、フェリー乗り場へ向かうバスの本数は少ないので注意してください。事前に時刻表を確認し、それに合わせた電車に乗ると良いでしょう。
フェリーで猫島「相島」へ向かう
猫島へのフェリーは2時間に1本程度の本数なので、乗り逃すと大幅に時間をロスしてしまいます。フェリーの時刻表も事前にチェックしておくようにしましょう。もし、フェリーの出発時刻にバスが間に合わない場合はタクシーで行くのもおすすめです。タクシーを使えば10分程度でフェリー乗り場から行く事ができて、費用も1,000円程度でおさめられます。
フェリーは、片道で大人460円、子供230円になります。フェリー乗り場から相島までは20分程度で到着。相島のフェリー乗り場の待合室には、猫がいる事も多くあります。フェリーを降りてからすぐに猫達のお出迎えを受けられるのも、猫好きにはたまらないポイントです。
福岡の猫島「相島」を満喫する方法
福岡屈指の猫島に到着したら、帰りの時間まで思い切り満喫していきましょう。相島には色々な魅力が詰まっているので、ぜひ散策を楽しんでみてはいかがですか。都心にはないゆったりとした雰囲気が流れているのも猫島の魅力。福岡観光で訪れておきたい相島の楽しみ方についてご紹介します。
猫と戯れて遊ぶ
福岡の猫島を訪れたら、やはり猫達と戯れる時間をたっぷり取るのがおすすめの満喫の仕方です。福岡の猫島と呼ばれているのも納得の猫の多さに、まずは驚くのではないでしょうか。島を歩いていると、次々に猫達と出会う事ができます。相島の猫はとても人懐っこいので、フレンドリーに接する事ができるのが魅力。色々な猫達との交流を楽しんでみてください。
相島散策をする
相島は、外周が約8kmのこじんまりとした島です。のんびりお散歩をしていると、あっという間に島を一周する事ができるので、散策を楽しんでみるのもおすすめ。豊かな自然にきっと癒されるはずです。相島には、猫以外の見所もあります。鼻栗瀬には、海に浮かぶ「メガネ岩」という奇岩がある事で有名。中央部分に穴が空いており、メガネのように見えるのが特徴です。
また、相島の海岸には相島積石塚群と呼ばれる遺跡もあります。歴史ロマンに触れる事ができる貴重な遺跡なので、相島を訪れた際には立ち寄ってみてはいかがですか。海景色を楽しみながら散策をする事で、開放的な気分になれる事間違いなしです。
漁港付近で釣りを楽しむ
相島は、福岡の中でも漁業の島として有名です。豊富な海産物を取る事ができるため、漁港には多くの船舶が集まっています。漁業の島という事もあり、釣り人が集まる場所でもあるのが相島の特徴。釣り好きの方は、猫と戯れるだけでなく釣りを楽しむのも良いのではないでしょうか。ぜひ釣竿を持って訪れましょう。釣り中に猫が寄ってきてくれるのは猫島ならではの魅力です。
食堂&カフェで海鮮を楽しむ
福岡の相島を訪れたら、カフェや食堂に立ち寄ってグルメを堪能してみませんか。相島には、「さかなのしっぽ」「島カフェ あいのしま」や「カフェSun」「キッチン空と海」などのカフェ&食堂がオープンしています。新鮮な魚介類を使った海鮮丼や、サクサクとした食感が美味しいフィッシュバーガーなど、各お店によって個性豊かな海鮮グルメを楽しめます。お気に入りのカフェ&食堂を見つけましょう。
相島以外にも!日本の猫島5島を厳選
猫島として有名な相島ですが、他にも人気を集めている猫島があります。海外からも注目を集めている、5つの猫島をご紹介するので、ぜひ観光に訪れてみてはいかがですか。それぞれの島に可愛らしい猫達がのんびりと暮らしています。猫島にいる猫は人懐っこい場合が多いので、きっと癒しの時間を楽しむ事ができるはずです。
福岡県「藍島」
福岡には、相島以外にも人気の猫島があります。福岡で評判となっている猫島が、藍島と呼ばれる離島。藍島は相島の隣にある島なので、相島に来たついでに藍島へ立ち寄ってみるのもおすすめの福岡観光プランです。藍島は海岸の開発が進んでおり、海水浴場やキャンプ場があります。釣りの名所としても知られているので、釣りを楽しむのにもぴったり。
宮城県「田代島」
福岡以外では、宮城県にある田代島がおすすめの猫島です。田代島は、島民が60人程度の限界集落ですが、猫が多く生息している事からメディアで取り上げられる機会が多くなり、猫好きの間で大きな注目を集めるようになりました。島内にある猫神社は大漁の神様である猫神様が祀られており、ぜひ立ち寄っておきたい田代島の名所になっています。
愛媛県「青島」
青島は、島民が15人程度なのに対して猫は100匹以上生息しているという愛媛県屈指の猫島です。どの猫も人馴れしているので、すぐに仲良くなれるでしょう。ただし、青島には飲食店がないので、その点を踏まえた上で訪れるようにしてください。
滋賀県「沖島」
滋賀県の琵琶湖に浮かんでいるのが、日本で唯一の淡水湖の島・沖島です。美しい琵琶湖の景色が眼前に広がり、写真を撮影を楽しむのにもぴったり。猫達も多くいるので、訪れる人の目を楽しませてくれます。沖島には宿泊施設があるのも嬉しいポイントです。
香川県「佐柳島」
佐柳島は、猫写真家として知られている岩合光昭さんが写真集の撮影のために訪れた事から、猫好きの間で人気を集めるようになりました。外周7kmと小さな島であり、様々な場所で猫と出会う事ができます。フェリーの本数が少なく、飲食店・宿泊施設もないので、気をつけましょう。
猫島で癒されよう♡
猫好きなら行っておきたい魅力的な猫島です。どこを歩いても猫と出会うと言って良いほど、多くの猫が生息しています。エサやりをしないなど、基本的なルールは守った上で猫島での時間を楽しみましょう。猫と戯れる他に、カフェに立ち寄るなど好みの方法で猫島を満喫してください。