猫に素っ気ない態度をとられるのは、知らず知らずのうちに猫が苦手と感じる行動をしているからかもしれません。
猫がなつく人になるためには、猫に好かれる行動をとりましょう。こちらでは。猫がなつく人の特徴や行動をご紹介していきます。
猫がなつく人の特徴を徹底解説!
猫のことを「可愛い」「触りたい」と思っても、素っ気ない態度をとられてしまうことがあります。猫が懐いてくれないと悩むこともあるかもしれません。猫は基本的に気分屋さんな性格をしているので、まずは飼い主さんが猫の気持ちに合わせて行動するようにしてみましょう。猫が構って欲しいと思うタイミングでスキンシップをとれば、高感度がアップするはずです。
猫が苦手な行動を控えて好かれよう
猫好きさんだからこそやってしまいがちな行動が、実は猫にとっては苦手なことである場合も。猫のことを過度に構ったり、無理に抱っこをしようとしたりしていませんか?猫の気持ちを無視して「可愛い」「構いたい」だけで行動されるのは、猫にとってあまり居心地のいいことではありません。猫になつかれたいのなら、猫が苦手な行動は控え、猫が好きな行動を意識しましょう。
猫がなつく人①好きな行動
猫がなつく人になるためには、猫と接するときの行動を見直してみましょう。「可愛い」「抱っこしたい」など猫を目の前にすると自分の気持ちが前面に出やすいですが、自分の気持ちは抑えることが大切です。猫の気持ちを考えた行動を意識すれば、自然と猫と仲良くなれます。こちらでは、猫がなつく人の行動をご紹介します。
視線を合わせず低い姿勢で接する
猫に好かれるためには、低い姿勢になって接するようにしてください。自分よりも大きな人に見下ろされると、猫は威圧感を感じてしまうからです。腹ばいになってそっと近づくと、猫も警戒心を解いてくれるかもしれません。
ただし、目線は合わせるけれど、視線は合わせないようにしましょう。猫は見つめ合って攻撃のタイミングをはかる習性があるので、視線を合わせると「攻撃してくる?」と警戒する可能性があります。視線をはずして、関心がない素振りをとるのがベターです。
静かに動く
猫は大きな音が苦手です。猫に好きになってもらうためには、大きな音を出したり驚かしたりしないように注意してください。猫のような静かな歩き方を意識し、そっとそばに近づくのがいいでしょう。このとき、猫を見つめて真っ直ぐに近づいていくと身構えられてしまいます。視線を合わせずに迂回して距離を縮めていくと、猫も受け入れてくれるはずです。
無理に追いかけない
猫が可愛いからといって、無理に追いかけないようにしてください。猫がその場を離れたのは、苦手なことを避けたいからです。そんな状態の猫を追いかけてしまうと、猫は恐怖心を抱いたり、警戒心から隠れたりしてしまいます。猫がひとりになりたいときは、放っておいてあげるようにしましょう。猫が隠れられる場所、リラックスできる場所を作っておくのがおすすめです。
嫌がる時に構わない
飼い主さんが「猫に構いたい!」と思っていても、猫はひとりで過ごしたい場合もあります。リラックスしている猫を無理に構えば、猫は嫌になってしまいます。自分が構いたいからではなく、猫のペースに合わせて構う人がなつかれます。猫がそばに寄ってきたり、鳴いたりしたときに、構ってあげるといいかもしれません。
ご飯をあげる
猫のごはんやおやつをあげることで、猫との距離が縮まります。猫に好かれたいのなら、猫のお世話をすることから始めるのがいいでしょう。お世話を通して猫とある程度仲良くなれたら遊びに誘ってみてください。お世話や遊びがスムーズにできるようになれば、猫が警戒心を解いて少しずつ好きになってくれるはずです。
猫がなつく人②好きな人の特徴
猫が好きになる人には共通する特徴があります。身体的な特徴は真似することができませんが、声色や振る舞いなどは少し意識すれば変えられます。こちらでは、猫がなつく人の特徴をご紹介します。
背は低く痩せ型の人
背が低く痩せ型の人の方が猫に好かれやすい傾向にあります。反対に、背が高くがっしりとした体型の人は猫が警戒心を抱きやすいです。大きく見える人の方が、どうしても警戒されやすいのでしょう。男性よりも女性の方が猫がなつきやすいのも、体が小さくて怖くないように見えるからかもしれません。大きな人はしゃがんだり、腹ばいになったりして猫と目線を近くしましょう。
匂いがしない人
猫がなつく人の特徴は、ニオイがしない人です。猫はニオイに敏感なので、香水のような強いニオイがする人は苦手なのです。他の動物のニオイに反応して、近づいてくれないこともあります。猫に好かれたいのなら香水や香りの強いボディクリームなどは控えて、スキンシップをとるようにしましょう。
穏やかな性格な人
猫に好かれるのは穏やかな性格の人が多いです。動きもゆっくりで、おっとりとした人は、猫が警戒心を解きやすいからでしょう。反対に、テキパキと動いたり、乱暴に見える大きな動きをするような人は、猫が恐怖心を抱きやすいです。
声は高めな人
高い声で優しい口調の人は猫に好かれやすいです。猫は喧嘩をするときに低い声を出して威嚇する習性があります。そのため、低い声の人は「攻撃してくる?」と思って警戒してしまうのです。猫と接するときは、高めの声でゆっくりと喋りかけるといいかもしれません。
タイプ別!人になつく猫にする方法
人になつく猫に育てた方が、後々楽なこともあります。人慣れしていれば、来客でもストレスを感じにくく、病院での診察もスムーズだからです。こちらでは、猫のタイプ別に人になつく猫にする方法をご紹介します。
飼い主以外になつかない猫
飼い主以外になつかない猫には、警戒心を解かせることが大切。家族以外の人に協力してもらって、手のニオイを嗅がせたり、食べ物を与えたりするのがおすすめです。手のニオイをかがせるときは、しゃがんで目線を合わせるようにしましょう。食べ物を与えると好感度がアップしやすいので、家族以外の人にもなつきやすくなります。
お迎えしたての子猫
子猫を家に迎えたら、ブラッシングや体を撫でるなどのスキンシップに慣らしましょう。子猫のうちからスキンシップに慣らしておけば、人に触られるのを嫌がりづらくなります。また、子猫は生後9週頃までに人や動物と触れ合うことで、フレンドリーな性格になりやすいです。子猫が嫌がらないようなら、友人を家に招いて人に慣らせるといいかもしれません。
保護猫などの人馴れしていない猫
人慣れしていない保護猫は、体を触らせてくれない、隠れてしまうなどの行動に出ることがあります。まずは「人は怖くない」ということを覚えさせてください。スプーンでおやつを与えたり、遊びに誘ったりしましょう。
猫が近づいてきてくれるようになったら、ブラッシングなどでスキンシップとります。ブラッシングで猫が気持ちがいいと感じてくれれば、体を触らせてくれるようになるはずです。ただし、猫が嫌がったら無理強いしないように注意してください。
愛猫がなつく?喜ばれるおもちゃ集
猫との距離を縮めるためには、遊びに誘うのがおすすめです。楽しい遊びを通して、好感度がアップするはずです。こちらでは、猫の喜ぶおもちゃをご紹介します。猫の狩猟本能をくすぐる魅力的なおもちゃを使って、猫と仲良くなりましょう。
じゃれ猫LEDニャンだろ~?!光線
猫のおもちゃと言えば「猫じゃらし」を思い浮かべる方も多いはず。最初は猫が夢中になって追いかける猫じゃらしですが、動きが単調になって猫が飽きるのことも多いです。飼い主さんも手が疲れてしまうこともあります。そんな猫じゃらしの欠点を補ってくれるのが「じゃれ猫LEDニャンだろ~?!光線」です。
ネズミ型のライトを照らすことができるおもちゃなので、猫じゃらし同様に猫が夢中になって追いかけます。ライトを消してからまた付けたり、揺らして猫を翻弄したりと遊び方の幅も広がるのでおすすめです。
キャッチミーイフユーキャン
猫の狩猟本能をかきたてる「キャッチミーイフユーキャン」もおすすめです。電池式のおもちゃになっていて、電源を入れると丸型の布が回り始めます。羽やひものスティックが布から出てくる仕様になっているので、猫が狩りをするような気持ちで遊ぶことができます。
猫が好きなカサカサとした獲物が動くような音が聞こえるので、夢中になって遊ぶはずです。布の動きが止まったり動いたりとランダムなので、猫が獲物を目で追って楽しむことができます。お留守番のときにも使えるのでおすすめです。
猫の気持ちに寄り添って仲良くなろう
猫がなつく人の特徴や行動をご紹介しました。猫に好かれたいと思ってしていた行動が、実は猫の苦手な行動の場合もあります。まずは、猫の気持ちに寄り添って、猫が喜ぶ行動をとるようにしましょう。猫に好かれる行動を積み重ねていけば、少しずつ距離が縮まって仲良くなれるはずです。