子猫におすすめの市販離乳食や量などの与え方のポイントについてまとめました。
子猫を育てる時はいつまで離乳食を与えるべきなのか把握しておく事も大切です。おすすめの市販離乳食や適量を学び、正しい与え方で子猫に離乳食を食べさせましょう。
子猫の離乳食時期はいつなのか徹底解説!
とても可愛い子猫を健康的に育てるために大切になるのが毎日の食事です。子猫の時に食べた物が大人になった時の健康に大きく影響してくるので、子猫の時からきちんとした食事を意識していきましょう。人間と同じように、子猫も離乳食を食べます。母猫のミルクから離乳食、通常の硬いドライフードといったようにステップを踏んでいくのが育て方のポイントです。
量や与え方・おすすめ市販品も紹介
本記事では、子猫に離乳食を与える時の量や時期など与え方のポイントについてまとめました。離乳食を与えるのはいつからいつまでなのか、どのような離乳食がおすすめなのかを把握しておけば、子猫に健康的な食事を与える事ができるようになります。市販の離乳食のおすすめ商品もご紹介するので、子猫の成長に役立ててみてください。
子猫の時に正しい与え方で離乳食を与えていれば、病気をしにくい健康体の猫になれるのではないでしょうか。子猫の成長を見守りながら、美味しい離乳食を与えていきましょう。
子猫の離乳食の時期や量・与え方
まずは、子猫に与える離乳食の量や時期など与え方の基本についてチェックしていきましょう。子猫に離乳食を与える時はいつから与えるべきなのか、量や回数はどうすれば良いのかなど基本のポイントを把握しておく事が大切になります。子猫に最適な離乳食の与え方をする事で成猫になるための身体作りのサポートになるので、正しい与え方をしていきましょう。
開始時期
子猫の離乳食をいつ始めるのか明確な線引きはありませんが、だいたい乳歯が生えてくる生後2〜3週間後を目安としていきましょう。今までミルクを飲んでいた子猫にいきなり離乳食を与えても戸惑って食べてくれないかもしれません。急に離乳食に切り替えるのではなく、徐々に離乳食に慣れさせていく事が大切です。子猫のペースに合わせていけばスムーズに切り替えられます。
与える量や回数
子猫はまだ消化器官が発達していないので、たくさんの量を一度に食べる事はできません。1日に必要な離乳食を4〜8回程度に分けて与えていくようにしましょう。市販の離乳食には子猫に対する適用が表示されているので、それを目安にしてください。離乳食に慣れていない場合は食べる量が少ないかもしれないですが、徐々に慣れて食べる量も増えてきます。
離乳食の時期は体重管理にも気をつけてください。急に体重が増えたり、減ったりするようであれば食事の量を調整する事も大切です。何か心配な点が出てきたら動物病院に相談するのもおすすめの方法になります。
与え方のポイント
子猫にいきなり離乳食を与えても食べてくれない可能性が高くなります。人間の赤ちゃんと同じように、ミルクと離乳食を上手に併用しましょう。最初はいつも飲んでいるミルクに離乳食を混ぜてみてください。そうする事で離乳食の食感や味に慣れてもらいます。徐々にミルクの量を減らし、離乳食へ移行していくようにすれば子猫も新しい食事に慣れやすくなるのではないでしょうか。
もし、子猫が離乳食に対して興味を示さなかったとしても躍起にならず長い目で見守っていきましょう。離乳食を食べないからと飼い主がイライラしてしまっては子猫にとってもストレスになってしまいます。食事が楽しくないと感じると離乳食を食べる事も嫌になってしまうので気をつけましょう。いつかは食べるようになるので、ミルクと離乳食を上手に与え分けてみてください。
その後のフードの切り替え時期
子猫に通常のフードを与える時期は、乳歯から大人の歯に生え変わるタイミングがおすすめです。一般的に、子猫は生後8週間くらいから大人の歯に生え変わると言われています。人間と比べて子猫は歯の生え変わりが早いので、このくらいの時期を目安にしておきましょう。大人の歯に変わったら硬いドライフードも食べられるようになります。
最初から硬いドライフードは食べられないので、子猫用のドライフードをお湯でふやかしてから与えるようにしてください。徐々にふやかしていないドライフードを増やすようにして段階を踏んでいきましょう。生後1年を過ぎたら生猫用のドライフードに切り替えます。
子猫の離乳食における注意点
子猫に離乳食を与える場合の注意点も把握しておく事が大切です。どのような点に気をつけなければならないのか、基本的なポイントを押さえておくと安心して子猫に離乳食を与える事ができるようになります。
離乳食を食べない時
子猫が離乳食を食べてくれない場合は無理せず、その日はミルクを与えましょう。また次の日に離乳食とミルクを混ぜた物を与え、徐々に慣れさせていきます。また、離乳食を食べる量が少ない時はミルクの量を増やすなどして体重管理をしてください。子猫用の粉ミルクを離乳食にふりかけるのもおすすめです。
下痢した時の対処法
もし、離乳食を食べて下痢をしてしまった時は離乳食の量を減らしてミルクを増やしましょう。通常の便に戻ったら再び離乳食の量を増やしていきます。もし、下痢が治らない時は早めに動物病院へ連れて行ってください。病気の可能性もあるので早めに処置する事が大切です。
離乳食の手作りはダメ
手作りの離乳食は栄養バランスを整えるのが難しく、将来的に猫がキャットフードを食べなくなる可能性もあります。市販の離乳食には子猫に必要な栄養がきちんと揃っているので、子猫の健康を考えた場合は手作りよりも市販品の方が心配がありません。人間用の食材を使った手作りの離乳食はやめておきましょう。
子猫におすすめの市販離乳食
子猫用の離乳食には様々な種類があるので、子猫の好みや栄養などをチェックして選んでいきましょう。市販品でおすすめしたい離乳食をご紹介します。子猫の成長をサポートする栄養満点の離乳食を取り入れてみてください。
ロイヤルカナン子猫用ドライ&ウエットフードセット
子猫用の食事で困った時はロイヤルカナン子猫用ドライ&ウエットフードセットがおすすめです。子猫用の離乳食からドライフードまでがセットになっているので、成長段階に合わせて与える事ができます。初めて子猫を飼う方もこれがあれば食事に困らないでしょう。
デビフ子猫の離乳食ささみペースト
デビフ子猫の離乳食ささみペーストは嗜好性が高いので、初めて離乳食を食べる子猫も食べやすいのがおすすめのポイント。また、総合栄養食でもあるため、これだけで主食として与える事ができます。なかなか離乳食に慣れない子猫も食べてくれるのではないでしょうか。
JPスタイル幼猫用離乳食
JPスタイル幼猫用離乳食はパウダータイプの離乳食です。お湯に溶かして与えるので、猫の成長段階に合わせて柔らかさを調整する事ができるのが魅力。子猫の食べやすさをチェックしながら最適な柔らかさにしていきましょう。
子猫の離乳食にもおすすめ!猫用食器
子猫が食べやすいように猫用の食器も工夫する事が大切になります。食器のデザインによって食べやすさが変わってくるので、食器選びにもこだわっていきましょう。様々な猫用の食器がある中で特におすすめしたい食器をご紹介します。デザインも可愛い食器を選んで、楽しい食事にしてみてください。
リッチェル「猫用 食べやすい食器 S」
まずおすすめしたいのがリッチェルの「猫用食べやすい食器」です。二重構造になっているので食べこぼししにくく、まだお皿での食事に慣れていない子猫も食べやすくなっているのが特徴。滑り止めが付いているのも嬉しいポイントです。プラスチック製のため汚れを落としやすく、うっかり落としても壊れない耐久性があります。
HARIO「にゃんプレ ショートレッド」
続いておすすめしたいのがHARIOの「にゃんプレショートレッド」。反り返しのデザインになっているので離乳食をこぼしにくいのがおすすめポイントです。シリコンマットが付属品として付いているので、滑り止めの役割も果たしてくれます。また、シリコンマットは蓋として使う事も可能。
電子レンジ対応となっており、離乳食を適度に温める事もできます。ペットフードは温めた方が香りが出て美味しく食べてくれる可能性が高くなるので、離乳食を食べてくれない子猫には温めた離乳食を与えるのもおすすめです。
かわいい子猫と楽しい生活を!
離乳食は子猫の成長を支えるために必要不可欠です。乳歯が生え始めた生後2〜3週間を目安にミルクから離乳食へ切り替えていきましょう。最初はミルクと一緒に離乳食を与えるなど、子猫が新しい食事に慣れるための工夫を取り入れてみてください。
最初は子猫も戸惑うかもしれませんが、慣れてくれば離乳食を食べてくれるようになります。美味しい離乳食を与えて子猫の成長を見守りましょう。